
素晴らしいパッチワーク作品がずらり=日田市のパトリア日田
来春に88歳を迎える日田市亀山町の川述ヨシヱさんの「パッチワーク作品展」が、市内のパトリア日田ガレリアで開かれている。米寿を記念した17年ぶりの個展。今も毎日針を動かすという川述さんの見事な“手芸”作品を並べている。25日まで。
川述さんは手芸店を営みながら、これまで編み物や染め物、粘土人形などを創作してきた。パッチワークを始めたのは60歳を過ぎてから。小さな端切れが無駄にならず、大きな作品になることに魅了された。古裂(ふるぎれ)作家、故森山よしみさんとの出会いを通じてかすりや古布を組み合わせた作品を創作。県民文化祭で県知事賞を受賞した。過去に個展も12回開いている。
今回は古希以来の作品展。今月仕上げたばかりの新作「幸せのハート」は、若いころのワンピースを使っており、布の曲線を生かすうちにハート形になったというかわいらしい作品。他にも大作14点を飾っている。
「『物は3度使ってから捨てる』と教えられた世代。端切れも無駄にせず最後まで生かす心を伝えたい」と川述さん。今も自ら針に糸を通す“現役”ぶりで、「元気な限りいろんなものを作りたいですね」。ほほ笑みながら針を進めている。
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