
端午の節句を祝う恒例イベント「弥生のムラから初誕生」の泣き相撲=5日
1800年前の弥生人の暮らしが体感できる国東市の「弥生のムラ・安国寺集落遺跡公園」がオープンから10周年を迎え5日、園内の市歴史体験学習館で記念講演会があった。同日は恒例の端午の節句を祝うイベント「弥生のムラから初誕生」もあり、多くの家族連れでにぎわった。
2001年4月にオープン。安国寺集落遺跡は国指定史跡。「西の登呂」と呼ばれ「安国寺式土器」が出土。高床、竪穴住居などを忠実に整備している。1年目は約2万1600人が利用。宿泊や勾玉(まがたま)作り、火おこし体験で親しまれている。
記念講演会では宇佐神宮・国東半島を世界遺産にする会の永岡恵一郎会長が「世界へ発信する豊の国の文化―神仏習合」と題して講演。集まった約100人を前に、仏教文化の歴史などを説明し、学習館について「国東半島の歴史の情報発信拠点として活躍を期待している」と話した。
初誕生イベントの「もち踏み」「物選び」「泣き相撲」には、市内外から約40人の子どもたちが参加。近くで見守る両親、祖父母らは、愛くるしい子どもたちの姿をカメラに収めて喜んでいた。また、会場では昨年完成した石窯で焼いたピザが無料で配られ、多くの人が列をつくっていた。
穴見和彦館長は「学習、体験、研究、憩いの場として、これからも多くの人に利用してもらえるようさまざまな企画に力を入れたい」と話していた。
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