
絞りを解き、こいのぼりを広げる子どもたち=28日午前、大分市の荷揚町小
「おおいた遺産 こども体験教室『ぶんご絞り』」が28日、大分市の荷揚町小学校(大石緑校長、199人)であった。大分合同新聞NIE推進事業の一環。同校出身の染色家、安藤宏子さん(神奈川県藤沢市在住=豊の国かぼす特命大使)と染色グループ「ぶんご遊草会」(大分市)の指導で4、5年生の計58人がハンカチとこいのぼり作りに挑戦した。
豊後絞りは木綿を藍で染める絞り染め。約400年前、木綿の産地だった豊後(大分)から全国に広がった。安藤さんは豊後絞りを40年以上にわたって研究し、技法の復活や普及活動に取り組んでいる。
安藤さんが豊後絞りの歴史について説明した後、児童はグループに分かれてビー玉や割り箸、洗濯挟みなど使って工夫しながら絞りを施した。藍の染料に浸した後、布を絞った糸やゴムを解くと、白と藍のコントラストが鮮やかなハンカチやこいのぼりが完成した。
出来上がったハンカチを手にした首藤麻帆さん(9)は「絞るのは難しかったけど、きれい」と笑顔。こいのぼりは東日本大震災で被災した福島、宮城両県の子どもたちに手紙を添えて贈る。
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