
うみたまごで初めて生まれたハイイロアザラシの赤ちゃん=28日午後
大分市の大分マリーンパレス水族館「うみたまご」は国内で3例目、同館では初めてとなるハイイロアザラシの繁殖に成功した。順調に育っている赤ちゃんは29日から公開、「かわいい姿をぜひ見に来て」と話している。
ハイイロアザラシは、北大西洋に生息、雄は最大で体重300キロ、体長2メートルほどに育つという。国内では、うみたまごの他、「うみたま体験パークつくみイルカ島」(津久見市)など4施設で飼育されている。
1月末に生まれた雄の赤ちゃんは、母親が授乳して育てられた。離乳後はイカナゴなどをよく食べ、現在は体重38キロ、体長約1メートル。「アザラシは神経質で警戒心が強いが、人懐こくて周りに興味津々。母のマーブルに見守られ、元気いっぱい」と飼育員の桑野涼さん(34)。
これまでに横浜市の水族館が人工保育で2頭の繁殖を成功させたが、うみたまごの赤ちゃんが半年間生きれば、国内初の授乳繁殖事例として日本動物水族館協会に認定されるという。
うみたまごのハイイロアザラシには、父親のポテチといったお菓子にちなむ名前を付けている。「赤ちゃんにもかわいいお菓子の名前を期待しています」と話しており、名付け親には年間パスポート引換券や記念品を贈る。選考結果は5月下旬に発表する。問い合わせはうみたまご(TEL097・534・1010)へ。
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