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市中心部でも弱者へ宅配 佐伯市番匠商工会

[2011年04月15日 09:28]

宅配されたワラビなどの商品を受け取る山田さん(左)=佐伯市中村南町

 佐伯市番匠商工会(森竹治一会長)は買い物弱者の高齢者、障害者らを対象に、市中心部で宅配サービスをスタートさせた。これまで過疎化、高齢化が進む市周辺部で同サービスを行ってきたが、市中心部での実施は初めて。

会員以外は1回100円で 
 同商工会では、買い物に行きたくても近くに商店がない、体が不自由で買い物に行けない―など市内の過疎化、高齢化が進む地域を対象に2002年度から宇目地区、08年度から本匠地区、10年度末から弥生地区で同サービスを実施している。
 一方、09年11月から市中心部の仲町商店街にアンテナショップ「まちの駅番匠」を開き、野菜や果物などを販売してきた。店を訪れる高齢者らの話から▽近くに商店がなくなった▽運転免許がないので遠くに買い物に行けない―などで困っていることが分かった。
 そのため、これら市中心部の高齢者にも宅配することにした。会員制(年会費3千円)で、電話で注文を受けると職員2人が電動自転車で自宅に届ける仕組み。商品は同駅と弥生、直川地区の協力店のものなど。今のところ会員は15人ほどだが、これから会員増と協力店増を目指すという。会員以外にも配達料1回100円で宅配している。

「商店減る中、助かる」
 12日は中村南町で木目込み人形教室を開いている山田美代子さん方へ、教室生からの注文分も含めて宇目地区で採取したワラビ10束と、こんにゃく20個を届けた。教室生の一人は「昔に比べたら商店が3分の1ほどになって不便になった。配達してくれて助かる」と話した。
 問い合わせ、申し込みは同商工会(TEL0972・24・3633)まで。

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