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県立芸文短大 地域に密着、半世紀

[2011年04月06日 15:11]

創立50周年を迎えた県立芸術文化短期大学。来年3月まで式典や演奏会などの記念事業を開く

 県立芸術文化短期大学(大分市上野丘東、中山欽吾学長)は本年度、創立50周年を迎えた。来年3月まで、式典や演奏会などの記念事業を開く。美術科と音楽科を持つ全国唯一の公立短期大学として、地域芸術の振興などに貢献。「今後も特色を生かし、社会のニーズに応えられる人材育成に尽くしたい」としている。

 同短大は、別府市にあった緑丘高校専攻科を前身に1961年4月1日、県立芸術短大として設立。75年、現在地に移転した。芸術系学科に加え92年には、国際文化学科とコミュニケーション学科(現・情報コミュニケーション学科)を設置し、校名を改称。2006年に法人化した。
 卒業生約1万2千人を送り出し、現在は留学生3人を含む約900人が学んでいる。
 祭りや環境活動など地域に密着した学習を展開。芸術系学科の学生が人文系学科の講義を受け、資格取得につなげたり、人文系学科の学生がレベルの高い音楽サークルで活動できるといったメリットがある。
 昨年、開所した竹田キャンパス(竹田市直入町)では、学生が制作活動に集中できる環境が整い、地域住民らを対象にした教室などを開いている。
 同短大は「右脳と左脳のバランスが取れた人間教育が特色。少子化が進む中、地域貢献などの役割を果たしながら、生き残りのための在り方を模索したい」と話している。

特色生かし芸術振興 来年3月まで記念事業

中国の大学との合同展始まる

 県立芸術文化短期大学の創立50周年記念事業のスタートとして、交流協定を結ぶ紅漢大学(中国・武漢市)との第1回美術作品合同展(大分合同新聞後援)が6日、大分市のいいちこ総合文化センターで始まった。12日まで。
 オープニングセレモニーに約40人が出席。中山欽吾学長が「今後も、ユニークなキラキラ輝く短大として感性豊かな教育をしたい」とあいさつ。同展の優秀作品を表彰した後、受賞者を代表して、染色作品で2等賞に選ばれた甲斐夕貴さん(22)=専攻科造形専攻修了=が謝辞。中山学長や受賞者ら7人がテープカットをした。
 合同展は「融」がテーマ。絵画や陶芸など両大学の優秀作品計60点が並んでいる。

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