
楽しみながら学ぶ中津市樋田小の児童たち
県社会教育総合センター・香々地青少年の家(豊後高田市)が県北を中心に取り組む出前講座・タグラグビー教室が好評だ。小学生を対象にした授業形式で、学校関係者からも「楽しみながら協調性を育める」と高く評価されている。
香々地青少年の家の森田俊郎さん(39)が企画した。2年前、社会教育主事になった際、「ラグビーの経験を子どもたちのために生かせないか」と接触プレーのないタグラグビーに着目。ことし2月、中津市の上津小学校での試験教室で手応えをつかみ、出前講座として、本年度から始めた。
体育の時間などを利用した計8時間(8回)の教室で、森田さんが講師を担当。第1弾の草地(豊後高田市)、如水(中津市)両小学校に続き、現在、樋田、上津(以上中津市)の両校が取り組んでいる。
樋田小の第4回教室では、5、6年生35人がコミュニケーションをテーマに臨んだ。「まだ基本の段階」(森田さん)というが、児童は、仲間と作戦を練って組織的な動きを工夫したり、ステップ、フェイントといった個人技を試す子もいた。
試験教室の反省から、遊びの中で徐々に学んでいく方針を取ったことが奏功し、教室では笑顔が絶えない。「タグラグビーは初めてだけれど、逃げたり、ボールを運んだりするのが楽しい」と吉崎勇太君(11)。篠島正教諭は「前任校(上津)で見て、お願いしようと思った。楽しみながら体を動かす中で、チームワークや協調性を学べる点が大きいですね」とコメント。
年明けからは玖珠町でも始まるという。森田さんは「仲間づくりの一助になれば、またラグビーの普及にもつながればいいですね。頑張って続けます」と話していた。
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