
授産製品販売サイトのレイアウトなどについて意見を交わす「イチオシ応援団」の学生や三菱商事太陽の社員ら
県内の障害者施設の商品を販売しているサイト「おおいたイチオシ家族」の利用を増やそうと、別府市内の大学生が一肌脱ぐことになった。若者ならではの斬新なアイデアを取り入れることで、売り上げの巻き返しを図る。学生たちも、社会で役立つ経験を培うチャンスと捉えている。
同サイトは、同市の三菱商事太陽が県の補助費を活用して今年4月に開設。授産製品には、広く知られていないものの質が高い品も多く、インターネット販売を通じて、販路拡大、障害者の工賃アップを狙った。サイトには、約30施設が出店。各施設の紹介や県内の観光情報も提供し、一般企業の商品も扱っている。
これまでのアクセス数は約6万件で、販売実績は約30品・5万円程度と低迷している。県の助成は来年度まで。商品の改善点やサイトの知名度アップなどについて提案してもらおうと12月初め、同社が立命館アジア太平洋大学(APU)の学生3人を「イチオシ応援団」として委嘱。産・官・学が連携してサイトの生き残りを目指すことになった。
12月中旬に開いた会議では、学生と同社社員、県の担当者が商品の売り出し方や、見やすいサイトへの改良などを話し合った。イチオシ応援団代表の井上紗希さん(20)=2年=は「いろいろな人と接して実際のビジネスに関わることは、いい経験になる。やりがいを感じている」と話す。
同社は「学生は発想が柔軟で、想定外の意見を出してくれる。かなり面白いものができそう」と期待。今後、メンバーは国東市内の施設を見学したり、同大学でアンケートをしたりして、1月末をめどに提案をまとめるという。
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