
手話付きDVDをPRするNPO法人おくすり研究会の矢野忠則代表(左)と中島益雄副代表
国東市安岐町のNPO法人おくすり研究会(矢野忠則代表)は、聴覚障害者らに役立ててもらおうと、薬の飲み方や選び方を解説した手話付きのDVDを作った。県内の聴覚障害者団体を対象にDVDを使って講習会を開く。
矢野代表(63)は製薬会社に勤務していた。定年退職後の2009年4月、改正薬事法が施行され、コンビニで薬を買うことができるようになるなど、薬への関心が高まっていることから、それまでの経験を生かそうと同時期にNPOを設立。老人会の集まりなどで講話を始めた。
活動する中で、聴覚障害者に対する情報提供が十分にできないと感じ、手話付きのDVD作りを計画。一般用医薬品セルフメディケーション振興財団(東京都)の助成を受け、300枚作製した。手話通訳は県聴覚障害者協会が協力した。
DVDは約30分。薬の特徴や選び方、健康食品との組み合わせについて紹介。全国の聴覚障害者協会に贈るほか、薬局などでも役立ててもらう。
「県内には約7千人の聴覚障害者がいる。DVDを活用してほしい」と矢野代表。中島益雄副代表(73)は「視覚障害の人にも貢献できる事業を手掛けたい」と話している。問い合わせはNPO事務局(TEL0978・67・1640)まで。
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