
パソコンに向かって絵や詩の創作活動をする河津さん
先天性筋ジストロフィーと闘いながら自作のカレンダーを販売し、地雷で足を失った子どもの義足などに益金を寄付している日田市大山町東大山の河津実(ま)幸(み)さん(23)が、2011年版のカレンダー「前へ一歩」を完成させた。季節に合わせた絵と言葉を付けており、「全部お気に入り。とても満足している」と胸を張っている。
河津さんは自力で立てず、電動車いすで生活。パソコンを使い、日々の生活や旅先で感じたことを絵や詩で表現している。「周囲の人々に感謝したい」と04年からカレンダーを作製し、お世話になった人に一部をプレゼント。残りを販売し、益金を寄付している。
11年版のテーマ「前へ一歩」は友人と自らに贈る言葉だという。各月に合った絵を付けており、1月はえとの「とら」から「うさぎ」へのバトンタッチ。他には市内天瀬町のひょっとこ踊り(8月)、長崎県ハウステンボスの風車(9月)、藤蔭高校吹奏楽部(12月)など。壁掛けと卓上で1700部を作った。
河津さんの11年の目標はベトナムとカンボジアへの旅行。結合双生児として知られる「ベトちゃんとドクちゃん」のグエン・ドクさんに会うのが目的。早ければ2月ごろに実現する予定という。「枯れ葉剤のことを勉強し、日田市内の子どもたちに教えてあげたい」と心待ちにしている。
カレンダーは壁掛けと卓上ともに500円。問い合わせは河津さん(TEL0973・52・2369)へ。
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