
サインボールを学校の玄関に飾る安部校長(左)と大木総監督
中津市の東九州龍谷高校(安部恭一校長)に11月末、同校バレーボール部が北海道インターハイ(1987年・当時は扇城)で優勝した際に残した記念サインボールが届けられた。同校にとって春の選抜、インターハイ、国体を制し、初の高校三冠を達成した年のもので、「いつまでも大切にしたい」と喜んでいる。
送り主は当時北海道高体連会長だった青木弘さん(83)(札幌市)。バレーボール男女の決勝終了後、扇城高と、男子Vの地元東海大四高からそれぞれ譲り受けたもの。退職後も自宅の書斎で保管していたが、先々の事を考え、両校に返還したという。
サインボールには、大木正彦監督(現総監督)をはじめ、ベンチ入りメンバー12人とマネジャーの名前が記され、保存状態も良好。安部校長と大木総監督が、同校玄関にある高校三冠・春高3連覇記念コーナーに設置した。
大木総監督は「わざわざ送っていただいたことがうれしい。全国的にうちが応援されているんだなと実感した。当時のマネジャーが用意したものだと思う。決勝直後の忙しい時間帯に、サインボールを贈れる心遣い、優しさを今後のチームにつなげたい」、安部校長も「大事にしていただいていたことがよく分かる。全校に披露します」と笑顔をのぞかせていた。
青木さんは「開催までに苦労した大会で、今でも強い思い入れがある。サインボールを見ては、思い出していた。名を記してくれた扇城の選手たちが実業団などで活躍すると、本当にうれしかった。もっと早く送ればよかったが、なかなか手放せず申し訳なく思うが、喜んでもらえてよかった」と話していた。
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