
鶴崎商店街連合会が設置した「吉岡妙林尼」の石像=大分市の鶴崎校区公民館前
大分市の鶴崎商店街連合会(佐藤祐司会長)は、島津軍から鶴崎城を守った「吉岡妙林尼(みょうりんに)」の石像を、校区公民館前に設置した。連合会は、妙林尼を商店街の顔にしようと、キャラクターや人形作りに取り組んでいる。「像には、鶴崎の“守護神”として商店街発展の願いも込められている。大勢に見に来てほしい」と会員。
土台(高さ約35センチ)に立つ像は、高さ約1・3メートルの御影石製。頭巾とはかま姿で、左手はなぎなたを空高く突き立てており、知的な攻防を繰り広げた妙林尼のりりしさを表現している。像周辺には、線香立てや水入れとして使える器、妙林尼を紹介する銅版を設置。整備には県や市の補助金を一部活用した。
連合会は商店街のキャラクターとして活躍する妙林尼の像を立て、にぎわいづくりに役立てようと5月に制作開始。11月中旬に完成し、28日に除幕した。像の制作に合わせて、妙林尼をイメージしたオリジナルCDも作った。振り付けが完成した後に披露する予定。「妙林尼を目標に、一人一人が商店街発展のために知恵を出し合ってほしい」と佐藤会長。
史跡や石碑など歴史的財産が点在する同地区。近年は、加藤清正公など地元にゆかりある人物の像設置も進んでいる。会員の袖清一さん(66)は「行商が行き交い、船着き場としても栄えた鶴崎地区の歴史を掘り起こすことが、活性化の起爆剤となるはず」と期待を込め話した。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()