
「おばあちゃん先生」から裁縫を習う桂林小児童
日田市桂林公民館(梶原浩館長)は生涯学習を通じて地域の高齢者と子どもたちの交流を進めている。高齢者が手芸などお互いの趣味を「熟年学び塾」で習い合った後、同市の桂林小学校の児童に伝えている。梶原館長は「高齢者同士の出会いの場だけでなく、世代間交流の場にしていきたい」と話している。
「熟年学び塾」では地域の高齢者約10人がお互いの得意分野を生かして毎月2回、同公民館で手芸やフラワーアレンジメントの教室を開いている。誰もが生徒にも講師にもなることで「学びの輪」を広げていくのが狙いだという。
この取り組みを世代間を超えて広げようと、「熟年学び塾」の生徒が桂林小での「放課後子ども塾」では講師に“変身”。月2回、児童に自分たちが習ったことを指導している。
このほどあった子ども塾には児童16人が参加。5人の「おばあちゃん先生」からポケットティッシュケース作りを教わった。
裁縫を初めて習う児童らは、講師の高齢者らから「縫い目が細かくなるようにゆっくりね」などと教えられながら丁寧に針を進めた。
「熟年学び塾」で習った手芸を子どもたちに教えた高齢者の一人は「特別な技術があるわけじゃなくても、こうやって子どもたちが喜んでくれるのがうれしい」とにっこり。同小4年の井手春菜さん(9)は「二つも作れたからお母さんとおばあちゃんにあげて、今度は家で自分の分を作ってみる」と話した。
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