
ニホンザルの個体数を計測する調査員=29日、大分市の高崎山自然動物園
大分市の高崎山自然動物園は29日、高崎山に生息するニホンザルの本年度の個体数調査を始めた。寄せ場に集まるB群とC群のサルの性別や年齢を調べ、適正な管理に役立てる。12月3日まで。
調査には一般公募のボランティアや職員ら延べ150人が従事。寄せ場への経路に間隔を空けて立ち、間を通るサルを数える「行列カウント法」で記録する。
初日は、約30人が山の斜面約300メートルにわたり3班に分かれて並んだ。サルの顔や尻を見ながら年齢や性別を判断して記録。ボランティアで初参加した大分市の後藤博幸さん(63)は「大分の観光名物であるサルをもっと見たいと思っていた。退職し時間ができたので挑戦した」と話した。
昨年の調査では、両群で計1222匹を確認。同園は「今年の出産数は241匹と、ここ数年で最も多かった。猛暑や、木の実など山の実りの少ないことが、個体数にどのような影響を与えているか分析したい」としている。
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