
来年の大河ドラマの主人公、江の弟・浅井直政の墓を訪れた杵築史談会と真玉郷土研究会のメンバー=豊後高田市中真玉
来年のNHK大河ドラマ「江(ごう)~姫たちの戦国~」の主人公・江の弟、浅井直政(万菊丸)は晩年を現在の豊後高田市で過ごし、直政の子孫は杵築藩主に仕えたとされる。関係は遠いものの県内ともゆかりある大河ドラマの放送開始を前に、杵築市の杵築史談会(久米忠臣会長)が豊後高田市中真玉にある直政の墓と屋敷跡を訪ねた。
杵築史談会と地元の真玉郷土研究会(矢野弘幸会長)の20人が参加。久米会長が同所に移り住んだ経緯や人物像などを説明し、墓に線香を供えて経を唱えた。現存する墓は江戸時代中期に子孫が作り直したとされ、周囲には子孫の墓も多く残る。その後、屋敷跡と考えられる石垣跡を見学し、歴史に思いをはせた。
直政は浅井長政と織田信長の妹・お市の間に生まれ、徳川2代将軍秀忠の正室となった江の弟。生後間もなく父・浅井長政が信長に攻め滅ぼされ、細川家の保護を受けて小倉城で家臣となった。年老いて病を患い、領内の現豊後高田市真玉地域(当時・庄屋村)で余生を送ったとされる。
「直政がどういった人物だったかは、地元でもあまり知られていないのでは」と矢野会長。久米会長は「子孫も今ではバラバラのようだが、身近に大河ドラマと関係のある人の歴史を感じられた。ドラマには出ないだろうが、どんな場所で過ごしていたか知ることができた」と話していた。
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