大分のニュース

手作りの劇や歌 子どもに贈り30年

[2010年11月25日 09:33]

「先輩方が築き上げた伝統をことしも継承できるように頑張りたい」と意気込む学生ら

 別府市の別府溝部学園短期大学幼児教育学科が毎年12月に開く「子どものためのミュージックカーニバル」がことし、30回の節目を迎える。12月1日に大分市、4日に別府市で記念公演として開催する。

 ミュージックカーニバルは、学生が学習成果を発表する舞台で、子どもたちに観劇の機会を提供しようと1981年に始まった。保育士などを目指す学生が、手作りの劇や歌をクリスマスプレゼントとして披露する。実行委員長の佐藤佑紀さん(20)は「『去年よりも良いショーを作る』という先輩方が築き上げた伝統をことしも継承できるように頑張りたい」と意気込む。
 始めた当初は観客も少なかったというが、本格的なショーが評判になり、最近では毎年3、4千人の園児や保護者が来場する。
 ことしの公演は、同学科の1、2年生計96人が出演。オープニングは、子どもたちに好き嫌いなく野菜を食べてほしいという願いを込めたコミカルなダンスで、にぎやかに開幕。1年生は子どもたちと一緒に「からだあそび」を、2年生は絵本を読むことの大切さを伝えるオリジナルのミュージカルを演じる。フィナーレは、学生が制作した新テーマソング「スマイル~キラキラ輝く明日へ」を全員で歌う。「演技、振り付け、衣装に大道具とすべて学生の手作り。一生懸命に取り組む自分たちの姿を見てほしい」と副実行委員長の三城亜希子さん(20)と佐々木明恵さん(18)。
 大分市は県立芸術会館、別府市はビーコンプラザでそれぞれ2回公演があるが、一般の観覧は午後2時からの回を勧めている。入場無料。問い合わせは同短大(TEL0977・66・0224)まで。

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