
ノーテレビデーの意義を考える保護者ら
中津市PTA連合会(加来桂一会長)は、市内の小中学生宅で「ノーテレビデー」に取り組む。まずは12月5日と同15日の2回で、同連合会では「家庭内のコミュニケーション不足など、全国的にテレビ画面の見すぎ、ゲームのやり過ぎによる弊害が出ている。家族で考える機会になれば」と期待を寄せている。
健全な生活習慣づくり、家庭内教育力の向上などを目指し、企画した。自宅のテレビ画面を消し、パソコン、ポータブルゲーム機、携帯電話なども使わず、家族のふれあい、遊び、趣味などの時間にあてようという試み。
実施に先立ち、子どもと生活メディアに関する研究を続ける九州大谷短大(福岡県筑後市)の原陽一郎准教授を招き、各校区役員らを対象にした研修会を開催。「なぜノーテレビデーが必要なのか」を考えた。
原准教授は、ネット通信機能を持つ携帯電話、ゲーム機が、好ましくないサイトへつながる現実や、漢字を忘れるなどの記憶の外注化、ゲームのやり過ぎで他人の痛みを感じる共感性が薄くなる脱感作効果など、子どもたちを取り巻くメディア環境を実例、警告を踏まえながら説明。「寂しいからゲーム、携帯に走る。保護者として監督責任を自覚し、できることから始めることが大切」と訴えた。保護者も取り組む意義を再確認したようだった。
加来会長は「まず親が手本を示さなければならない。当日はいきなり全禁止ではなく、夕食時にテレビをつけないなど、複数の段階を設けて実施したい。また当日の過ごし方などをまとめ、今後につなげたい」と話していた。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()