
研修会に約40人が参加=23日、大分市の県総合社会福祉会館
障害がある子どもの親でつくる「県手をつなぐ育成会」(斉藤国芳会長、1140人)は、家族支援プロジェクトに取り組む。親自身の生き方や子どもとの関係性を見詰め直し、生涯を通じて子どもたちを支える仕組みづくりにつなげることが目的。
プロジェクトを推進するファシリテーター(進行役)を養成するための研修が23日、大分市の県総合社会福祉会館であった。障害がある子どもの母親、父親など約40人が参加。昨年度から家族支援を進めている岐阜県各務原市手をつなぐ育成会の伊藤佐代子理事長が講師を務めた。
参加者は「子どもの世話をしていないと不安になる」「子どもに障害があることで自分を責める」などの質問項目が書かれたチェックリストに回答。その上で、自分と子どもの年齢を書き込み、生涯のライフプランシートを作成。「(自分が)死んだ後の子どもの生活を考えると、今の公的福祉サービスでは不十分だと思った」などと述べた。
伊藤理事長は「親子が一心同体では、子どもの自立につながらない。親子の距離感を知り、親として何をすべきか、考えるきっかけにしてほしい」とアドバイスした。
家族支援プロジェクトは、全日本手をつなぐ育成会が考案した。大分県育成会は本年度から取り組む。この日の参加者は各地域で今後、開く研修会でファシリテーターを務める。
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