
コンビニに設置された県産品販売コーナー。県物産協会の油布恒文事務局長(右)とココストアウエストの池田勝美第1商品グループマネジャー=日田市のエブリワン日田淡窓店
大分県物産協会(別府市、牧二郎会長)と、コンビニエンスストアの「エブリワン」「ココストア」を運営するココストアウエスト(熊本市)が連携し、県産の加工食品をコンビニ店内で販売する事業を展開している。他店と差別化を図り、高齢者など客層を広げるのが狙い。県産品の消費拡大と新たな売れ筋の発掘にも取り組む。
「おおいた村のお宝市場」と銘打った陳列棚を設け、地場業者が作る菓子類や調味料など約40品目を並べる。第1号として9月に開店したエブリワン宮永店(中津市)に設置したところ、売り上げが「もくろみよりはるかに良い数字」(同社)だったため、順次、導入を進めることにした。今月14日に開店した日田淡窓店(日田市)、11月に開店する豊後高田市内の店舗にも設置し、状況を見ながら既存店にも導入する方針。
地場業者の商品は通常、生産数量や品質管理、原価などの面でコンビニでの流通は難しいとされる。今回、同社は棚のスペースを無償で提供。納品は直接業者が店に持ち込めるようにし、1品からの納入も可能にした。卸売代金は協会が一括して受け、各業者に振り込む。
商品構成は協会が把握している売れ筋情報を活用。店舗ごとに地元の商品を扱うなど地域の特色を出す。人気が出そうな商品も試験的に置く。これまでの販売実績から、県産カボスを使った飲料「つぶらなカボス」など2点は県内全店での取り扱いが決まった。
同社の池田勝美・第1商品グループマネジャーは「コンビニを利用する年代層が広がり、ニーズも多様化している。(1号店の成功で)地元の人はこういう物を求めていたんだと痛感した」。協会の油布恒文事務局長は「お年寄りが好きな昔ながらのお菓子など、普段ならバイヤーの目に付かない商品もある。われわれの知っている売れ筋をどんどん紹介したい」と話した。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()