
参加自治体の首長らがパネリストとなったサミット。先人の顕彰活動を通したまちづくり、人づくりの取り組みを発表=23日、竹田市文化会館
ふるさとの先人を学び、地域づくりにつなげる「嚶鳴(おうめい)フォーラムin竹田」(大分合同新聞後援)が23日、竹田市文化会館で開かれた。市内外から約800人が集まり、日露戦争で部下の捜索中に戦死した同市出身の海軍中佐広瀬武夫の生き方を通して、まちづくり、人づくりについて考えた。
「嚶鳴」とは中国の詩経に出てくる言葉で、鳥が仲間を集めて鳴き交うという意味。2007年、上杉鷹山の師、細井平洲を顕彰する愛知県東海市の呼び掛けでフォーラムは始まり、4回目のことしは全国13自治体が参加した。
首藤勝次竹田市長らが「先人の足跡を見つめ直し、未来への道を模索しましょう」とあいさつ。作家の童門冬二氏が「広瀬武夫が語りかけるもの」のテーマで基調講演し、「広瀬に宿っていたヒューマニズムは竹田ではぐくまれた。竹田にある特性は誇るべきもの」と強調した。
参加自治体の首長らがパネリストとなったサミットでは、先人の顕彰活動を通じた、まちづくり、人づくりの取り組みを発表。「地域を知るには、歴史を知ることから始めたらよいのでは」などの意見が出た。日露文化センター代表の川村秀氏、NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」で広瀬武夫役を演じた俳優の藤本隆宏さんらによるパネルトークもあった。
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