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県内初、海上釣り堀 蒲江沖に3月オープン

[2010年10月22日 10:04]

建設が計画されている佐伯市蒲江の越田尾沖。釣り堀にはタイやブリ、ヒラマサ、ハタなどを入れる予定

 佐伯市蒲江越田尾(こえたお)沖の猪野串湾に、県内で初めての海上釣り堀が建設される。オープンは来年3月下旬の予定。県の地域活性化総合補助金(地域の元気創造枠)の交付も決まった。

 蒲江名護屋地域では、昨年10月に養殖や定置網、潜水、遊漁船などの漁業者16人が集まり、「名護屋新戦略協議会」を設立、養殖魚などを活用した地域活性化事業を検討してきた。その結果、海上釣り堀を建設することになり、ことし8月にナゴヤ(戸高吾一郎社長)を設立した。
 漁業者の高齢化や後継者不足、魚価の低迷の一方で、東九州自動車道佐伯インターチェンジ(IC)の開通以来、大勢の観光客が蒲江地区を訪れるようになった。さらに2013年春には、同地域に蒲江ICができ、蒲江―北浦(宮崎県延岡市)間が開通することも背景にある。
 建設される釣り堀は、越田尾沖約1キロの海上に15メートル四方のいけす6面(定員72人)。中に養殖のカンパチやタイ、ブリ、ヒラマサ、ハタなどのほか、定置網で捕れたアジなども入れる。
 トイレを完備した待機所(26平方メートル)も設置する。事業費は約8千万円(うち県の補助が5千万円)。
 利用料金は大人の男性1万円、女性7千円、子ども5千円。釣り放題で、釣った魚は料金を気にせずに持ち帰れる。ほかに魚のさばき方や釣り教室の開催、宅配便による配送なども計画している。11月早々に建設にかかる。正規職員4人を採用して対応する。
 同社では、釣り堀のほか、釣りいかだ(利用料5千円、定員12人)や船釣りなどの運営も予定している。
 戸高社長は「名護屋地域へいかにしてお客を呼び込むか。働く場所をいかにしてつくるかを考えた。釣り放題にすれば予算を気にせずに釣りを楽しんでもらえるだろう」と話している。

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