
住宅街の中心を走る大分市高崎の市道。大型トラックが頻繁に走り、道路沿いの住民が騒音に困っている
大分市高崎の住宅地を通る市道高崎1号線沿いの住民が大型トラックなどの騒音に悩まされている。自治会の要望や騒音調査で規制法の「要請限度」を超えたことなどから、市は来年度以降、舗装改良工事をして騒音軽減に取り組む。
6日午後3時すぎ。20分の間にガソリンタンクを載せたトラックなど大型車両十数台が大きな音を立てて通過した。2年前から市道沿いに住んでいる女性(37)は「“生活道路”なのに、大型トラックが絶えない。うるさくて夏は窓を開けられない」と話した。
市道は片側1車線。西大分港や国道10号の生石から大分自動車道の大分インターチェンジがある椎迫まで約2キロ。この区間の“最短コース”であることが、大型車両の多い理由だ。
市環境対策課は、地元自治会の要望もあり、5月に騒音を測定。高崎1丁目では昼間が75デシベルで夜間67デシベル。騒音規制法で「自動車騒音が一定の限度を超え道路周辺の生活環境が著しく損なわれる」とされる要請限度(昼間70デシベル、夜間65デシベル)を超えた。6月の通過車両調査では、午前5時45分からの2時間15分で大型トラックが102台通過した。
この結果を受け市は対策を検討。市道を管理する市土木管理課は「市道は高崎に団地が造成された30年前に作られた。老朽化が騒音の原因の一つ」として、騒音被害のある路面を優先し凸凹などを修理する工事に取り組む方針。
高崎自治会の米田寛会長は「市の対策に期待している。高速道路無料化の社会実験実施後、交通量とともに騒音も増えたようだ。現状でも制限速度(時速40キロ)を守ってくれれば騒音は減る」と協力を求めている。
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