別大国道の6車線化で難工事区間として残っている高崎山地区(大分市、約800メートル)の工事が急ピッチで進んでいる。絶え間なく車両が行き交う国道の横で、基礎部分を強化する鋼管のくいの打ち込みや敷石の投入などクレーンや起重機船を使ったダイナミックな作業が続く。2011年度の完成を目指している。
付近は山の急斜面が海中に続く地形で急激に深くなっており、地盤の表層は地震で地滑りするもろさがある。このため消波ブロックを使わずに独特の曲面で打ち寄せる波を抑える「フレア護岸」と、くいによる基礎部分の強化を組み合わせた工法を採用した。
道路用地を海側に約15メートル広げる工事は「うみたまご」側の300メートルで既に終わっており、残り500メートルで両側から進めている。国土交通省大分河川国道事務所によると、残り区間は特に海が深く、頑丈な地盤までの距離があるため、場所によってはくいを30メートル以上の深さまで打ち込んでいる。
「事前調査はしているが、工事に入ると岩石が予想以上に多くて手間取ることもあり、工期内に着実に進むよう気を使っている」と同事務所。
うみたまご側の300メートルは道路の舗装などをしており、本年度中に開通する予定。
6車線化事業は1992年度に始まった。本年度の事業費(日出町内の国道10号の拡幅事業も含む)は18億2500万円。
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