
ブラジルのサッカースクールにボールを寄贈する松木君=8月末、ブラジルのフラメンゴ
大分市内のサッカーのクラブチーム「FC REGATE(レガッテ)」に所属する松木健治君(15)=稙田西中3年=はスラム街の子どもたちにサッカーボールを届けるため、8月末にブラジルを訪れた。“サッカー王国”で同世代の少年たちと一緒にボールを追い経験を積んだが、実力差を痛感。再び、ブラジルでサッカーを学ぶことを目標の一つとし、日々の練習に励んでいる。
チームの代表、藤川拓さん(28)は2005年から、南米のスラム街にボールを贈っている。松木君は4泊5日の日程で同行、サッカースクールにボールを届け、練習に参加した。同世代の少年たちの巧みな個人技と身体能力の高さに驚いたという。「ボールを渡さないという執念がすごい。技術を学ぶだけでなく、力負けしないよう体も鍛えないと」
一方で、「このまま日本に居ても、同じレベルにはたどり着けないのでは」と感じていたところ、藤川さんから「将来、ブラジルに留学することを考えてみれば」とアドバイスを受けた。「いつかまたブラジルへ」と心に決め、得意のドリブルを中心に日々の練習に全力、英語の勉強にも力を入れ始めた。
「自分の足りないところがよく分かった。もっともっと練習してうまくなりたい」と意欲を見せる。藤川さんは「ブラジルに行き、視野が広がったようだ。今後の成長が楽しみ」と話している。
24日に体験発表
松木君はブラジルでの体験を、24日午後2時から、大分市の稙田公民館で発表する。大分市とJICA(国際協力機構)九州が主催する「おおいた国際協力啓発月間in2010」にちなんだ催しの一つ。入場無料。問い合わせはJICAデスク大分(TEL097・533・4021)まで。
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