
練習に励む第一薬科大付属高校の生徒と、主演を務める木本さん(左)
中津市の北部校区青少年健全育成協議会(大倉荘三郎会長)が、PTA活動への理解を深めてもらおうと、芝居「PTAも捨てたもんじゃない」を制作した。14日午後7時から、北部小学校体育館(入場無料)で上演する。
役員のなり手がない、保護者と学校との関係の希薄化、地域との連携不足など、最近のPTA活動を取り巻く状況を「何とかしたい」との思いで企画した。
3年ほど前、大倉会長が、同校のPTA活動で紙芝居の脚本を手掛けた実績を持つ同市PTA連合会長の加来桂一さんに「PTAをテーマに書いてみては」と打診したのがきっかけ。ことし5月、加来さんが執筆を決意。7月に脚本を書き上げると、話はとんとん拍子に進んだ。
芝居の上演実現に向けて同協議会は、同校出身で福岡市を中心に活動する女優の木本トモ子さんと、所属の芝居屋企画に相談。木本さんが、玄海椿として演出を快諾し、演技指導を続ける同市内の第一薬科大付属高校普通科芸能コースの生徒とともに、主演で舞台に立つことが決まった。
現在、初披露に向け、同高校で猛練習が続いている。9月下旬には同協議会、北部小関係者らがけいこ場を訪問。「まだ完成度は一割程度」(木本さん)だったが、楽しみながらPTA活動の現状と、あるべき姿を理解できる芝居に手応えを感じていた。
「活動は踏襲ではなく、常にいいもの、新しい考えを取り入れなければならない。10年ほど、PTA活動にかかわった経験を盛り込んでみた。見た人が『あーそうなんだ』と、とらえてもらえれば」と加来さん。大倉会長は「講演よりも劇の方が、より分かってもらえると考えた。大人が変わらなければいけない。保護者、地域の人たちに見てもらい活動の輪が広がればと期待している。ぜひ見てほしい」と話していた。
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