
市教委の担当者の説明を聞く参加者ら=3日、大分市顕徳町
大分市顕徳町で発掘調査が進んでいる大友氏館跡(国指定史跡)や戦国武将の大友氏が活躍した時代を広く知ってもらおうと、大友氏遺跡フェスタ2010(大分合同新聞後援)が2、3の両日、市内顕徳町の発掘現場などであった。
3日の現地説明会には市民ら約200人が参加。館跡から玄関までの広場が発掘対象となっている第23次調査を中心に報告があった。
この調査現場から、大友氏と家臣が儀式で使ったとみられる素焼きの器「かわらけ」を大量に廃棄した穴が見つかった。市教委文化財課主事の長直信さんは「かわらけは、14世紀後半ごろのものもある。これまでの調査を総合すると、この場所が200年以上も大友氏館として利用されたことが分かる」と説明している。
1570年代から1580年代にかけて最盛期を迎えた大友氏館跡は約200メートル四方の規模があり、内部には大きな池がある庭園があったことが、これまでの調査で分かっている。
3日は市内府内町の大分銀行赤レンガ館で「語ろう!大友氏遺跡とまちづくり」と題した座談会も開かれた。まちづくりボランティアの代表ら6人が、今後の大友氏遺跡の活用方法などについて意見を交わした。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()