
新貝市長に収穫作物を贈る山国町の関係者
シカ、イノシシなどによる農作物被害対策として集落ぐるみの防護柵を設置した中津市山国町の白地集落(水稲)と、山国東部梨(なし)組合関係者が、市役所を訪れ、収穫したばかりの米、ナシを新貝正勝市長に贈呈した。
両地域は鳥獣被害対策協議会を設立。2009年度に市の助成(事業費の88%)を受け、水田、畑を取り囲むように防護柵(白地は7ヘクタールを囲む約3・4キロ、東部梨組合は11ヘクタールを囲む6キロ)を設置。共に9月上旬に初収穫を迎え、成果報告を兼ねて訪問した。
白地集落から臼井和夫会長ら4人、同組合から矢崎輝一郎会長ら3人が出席。臼井、矢崎両会長が「被害なく、作物を収穫することができました」と報告。新貝市長に昔ながらの手作り俵に詰めたひとめぼれの新米30キロ、糖度抜群の山国ナシ・豊水15キロを贈った。
同市では09年度に6集落が防護柵(総延長42キロ)を設置。10年度は水稲を中心に、15集落(同52キロ)が進め、11年度も「十数集落が取り組む予定」(市農林水産部林政課)という。
臼井、矢崎会長によると、防護柵の効果は絶大で、悩みの種だったシカ、イノシシ被害はほぼなくなったという。だが防護柵設置地域外に移動した可能性が高く、同課では「防護柵設置を進めるとともに、個体数を減らす努力を続けたい」としている。
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