
県立美術館の基本構想の素案について検討=28日、県庁
第5回県美術館構想検討委員会が28日、県庁で開かれ、県立美術館構想の素案について検討した。次回11月25日の検討委が最終回となり、終了後、広瀬勝貞知事に答申する。
委員11人が出席。これまでの議論を踏まえてまとめた答申のたたき台となる素案を事務局が説明した。それによると、県立芸術会館は老朽化しており、今後5年間で約16億円の保全コストが見込まれることや、同程度の経済規模の県と比較しても展示スペースが3分の1程度と狭いといった課題があるため「県立美術館としての機能が果たせない」とし、県立美術館が必要と指摘している。
整備の考え方としては、老朽化している県立芸術会館をリフォームしたり解体して現在地に建設するのではなく、公共交通機関や幹線道路などの利便性がよく、多くの人たちが利用しやすい場所に新しい県立美術館を整備する案を示している。
委員からは「人が集まりやすい場所という重要なポイントが犠牲になるような場所には造ってほしくない」といった要望や、前回の検討委で示された「竹をテーマとした美術館」について「竹に特定するのはどうか」との意見もあった。この日の議論や県のホームページを通じて県民から得た意見なども踏まえ、次回の検討委で答申をまとめる。
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