
全国大会に向けて準備に励む鶴崎工業高電気部の生徒
全国の工業系の生徒が技術や技能を競う「高校生ものづくりコンテスト全国大会」と「全国高等学校ロボット競技大会」(いずれも10月・茨城県)への出場権を得た大分市の鶴崎工業高校電気部の生徒。ロボット競技大会は6年連続、ものづくりコンテストは今回が初の全国大会。両部門での好成績を目指して、部員は準備に余念がない。
ものづくりコンテストの電子回路組立部門に出場するのは、部長を務める薬師寺紘君(17)=3年。九州大会(7月・熊本県)で最優秀賞に輝いてから、休日返上で腕を磨いている。
同部門では、競技時間(2時間半)内にはんだ付けやプログラミングなどを行い、指定された電子回路を完成させる。薬師寺君は「課題は大会当日まで分からない。さまざまなパターンの設計をこなし、本番では得意なプログラミングに時間をかけて日本一を狙いたい」と意気込む。一番の不安はプレッシャーだが「一緒に戦っている仲間がいるので心強い」と薬師寺君。
ロボット競技大会には、部から編成した3チーム(計14人)が挑む。全員で知恵を出し合いながら製作に打ち込み、8月の県大会では全チームが全国切符を手にした。県大会以上に速いタイムを目指し、連日夜までロボットの改良や操作確認を繰り返している。操作を必要としない自律型ロボットでプログラミングを担当する中尾海人君(18)=3年=は「スピードを最大限生かせるよう心掛けたが、本番は何が起きるか分からない」と最後まで気を緩めず調整にいそしむ。
顧問の佐藤賢治教諭(35)は「2部門で同時に全国大会に出場するのは快挙。本番でも部員一丸となり勝ち上がってほしい」と期待している。
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