全国市民オンブズマン連絡会議が3日発表した都道府県の2009年度情報公開度ランキングによると、70点満点中58・70点を獲得した神奈川が2年連続トップだった。2位以下は鳥取(55・80)、大分(55・60)、岩手(55・36)と続き、最下位は鹿児島(40・00)。平均は47・38点。
情報公開条例の規定や公共工事の入札情報の公開度など12項目で、回答を拒否した新潟県加茂市を除く全国784市と東京23区を採点し、都道府県ごとの平均点を算出。配点の高い首長交際費の支出相手の公開が上位自治体の高得点につながり、最下位の鹿児島は開示文書のコピー代の高さなどが足を引っ張った。
19政令指定都市に限ってみると、名古屋、広島、北九州が満点の70点でトップ。最下位は48点のさいたま市だった。平均は64・42点と政令市以外の市(46・47)や東京23区(50・78)を大きく上回った。
ランキング公表は今回で14回目。採点項目を前回から大幅に増やした。
おおいた市民オンブズマンの永井敬三理事長は「情報公開を求める県民の声に対応した結果、情報公開が全国のほかの地域に比べて進んだのではないか」と評価。一方「情報公開の実施機関を自治体の出資団体にも広げるなどさらなる改善が求められる」と提言した。
▼市民が予算案に意見 大分など3県だけ
全国市民オンブズマン連絡会議は3日、予算編成をめぐる自治体の透明度ランキングを発表、都道府県では鳥取が100点満点でトップ、長野90点、大阪83点と続き、最下位は24点の岐阜だった。政令指定都市は北九州が70点でトップ、最下位は24点の静岡だった。
予算編成への市民参加の機会を高めようと、ホームページで関連情報をどの程度公開しているかを評価。市民が予算案に意見できる機会をもうけているのは長野、鳥取、大分の各県、政令市では札幌、名古屋、北九州だけだと分かり、同会議は「予算書すら掲載していない自治体も多い。早期改善を求める」とした。
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