
三苫義久さん(右)の作業を見守る参加者=日田市の咸宜園
日田市の国指定史跡・咸宜園跡に残るかやぶきの建物「秋風庵」の修復工事が8月末から行われている。5日まで作業現場を公開している。
咸宜園は、江戸時代の儒学者広瀬淡窓が開いた日本最大級の私塾。秋風庵は広瀬淡窓の伯父である広瀬月化が1781年に建てた。1993~96年にかけて修復工事をしたが、屋根の劣化が進んだため、ふき替えなどをすることになった。
8月28、29の両日に作業体験があり、市内外から約40人が参加した。県内に2軒、九州内でも3軒しか残っていない屋根ふき業者の三苫義久さん=日田市=が作業手順や道具の使い方などを説明。この後、参加者は三苫さんの指導を受けながら、屋根をカヤでふいたりする作業をした。
市内から参加した武石卓大君(光岡小3年)は「ものづくりが好きなので参加したいと思った。ちょっぴり難しかったけど、普段はできない体験ができて楽しい」と笑顔。
5日までの毎日午前10時、午後1時、午後3時の3回、見学会を開いている。秋風庵の修復工事は屋根のふき替えのほか、壁の補修などを10月20日ごろまでする予定。
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