
集団面接を実際に体験する生徒=31日
高校生の就職試験の解禁(16日)を前に、大分市の大分東高校(橋本文徳校長、413人)で8月26日から31日の期間、就職支援のワークショップが開かれた。県の放課後市民先生事業の一環。「おおいた地域若者サポートステーション(サポステ)」=大分市=の相談員らが講師となり、就職を希望する3年生30人に、面接など試験の心構えやノウハウを教えた。
期間中、相談員1~2人が交代で来校。名刺交換の方法や面接時の服装、姿勢、企業が求める人材像の分析などを実践やゲームを通して実技指導した。サポステ総括コーディネーターの多々良友美さん(46)は「最近の若者は、自己理解や文章での表現が苦手な傾向がある」と指摘。ワークショップでは生徒が互いに長所を言い合うゲームなども行った。試験で面接が一番不安という矢野華織さん(18)=普通科=は「他人に言われると自分の長所に自信が持てる」と満足そう。
最終日の31日は、生徒が面接官と受験者の役を順番にこなし、集団面接を模擬体験。これまでの指導を参考に自己紹介や質問の回答を用意。相談員に、面接室の入室から退室までの動作や表情などを教わりながら、真剣な表情で面接に挑んだ。渡辺輝希君(17)=同=は「面接官からは受験者の緊張感や姿勢がよく分かる。本番で緊張しないためにも、練習が必要だと実感した」と納得した様子。
サポステでは、キャリアカウンセラーや臨床心理士などがセミナーなどを通じてニートやフリーター、高校生など若者の自立を支援。多々良さんは「面接では、いかに自分の言葉で表現するかが重要。広い視野で自己理解を深め、練習を重ねてほしい」と話した。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()