大分のニュース

別府に3カ所目の「日本夜景遺産」

[2010年08月31日 15:12]

湯けむり展望台

 別府市鉄輪東に同市が整備した「湯けむり展望台」からの夜景が、日本夜景遺産事務局(東京都)により「日本夜景遺産」に認定された。04年の十文字原展望台、09年のグローバルタワーに続いて県内3カ所目で、いずれも同市内にある。

●「坂の町は有利」
 「一般的に夜景を見るには坂の町は地形的に有利。見る場所がたくさんあって角度によって見え方が変わるのを楽しめる。湯けむり展望台は、ホテル・旅館群の明かりの間に多くの湯煙が立ち上る別府ならではの風情などから選んだ」と神戸、横浜、長崎各市の夜景観光アドバイザーなども務める夜景評論家の丸々もとお事務局長。
 「日本夜景遺産」は美しい夜景を再発見、発掘して観光資源としてアピールしようと企画。同事務局で独自に調査して選定を進め、04年からこれまでに133カ所を認定している。(1)芸術的で美しく魅力的(2)地域の文化的、景観的特徴が生きている(3)夜景鑑賞地として環境が整備されている―などが選定基準。

●それぞれに“売り”
 1954年に展望台ができた海抜約500メートルの十文字原展望台は、県民にとって“定番”の夜景観賞地。「大雨の日以外、平日でも夜遅くまで駐車場に車が途切れることがない」と展望台のレストハウスで営業する「ミュージックカフェ光の詩」の河野典子店長。近ごろは別府の街の夜景の中に見える三つのハートマークを探すのがブームで「二つまでは教えてあげますよ」と河野店長。
 ビーコンプラザのシンボルタワー、グローバルタワーの展望デッキは地上100メートルで空中に突き出したガラス張りの空間。月に約2500人が利用するが「平日の夜なら貸し切り状態になるチャンスも」とPR。
 海抜約130メートルの湯けむり展望台から見える湯煙は土曜とイベント時などの午後7~9時に13カ所でライトアップ。「認定を機にライト増設も考えたい」と運営するNPO法人鉄輪温泉共栄会の園上重一代表理事。

●「マナーアップを」
 3カ所は互いに車で20分程度の距離。夜間営業の観光施設に宿泊客らを送迎する夏季限定企画「ないとバス」に取り組む市旅館ホテル組合連合会は、夜景がきれいになる冬に向けて3カ所をめぐるツアーも検討している。
 同事務局は夜景観賞のための環境整備を願う一方で、観賞マナー改善も訴える。全国的にはトラブルによって閉じられた観賞ポイントもあるといい、丸々事務局長は「見る場所が失われることは、夜景が失われるのと同じ。無断駐車やごみ捨て、騒音など近隣の方々に迷惑をかけないよう、マナーアップを」と呼び掛けている。(別府支社・山本吉純)

県内過去のニュース

8月31日

8月30日

8月29日

8月28日

8月27日

8月26日

8月25日

8月24日

8月23日

8月22日

8月21日

8月20日

8月19日

8月18日

8月17日

8月16日

8月15日

8月14日

8月13日

8月12日

8月11日

8月10日

8月09日

8月08日

8月07日

8月06日

8月05日

8月04日

8月03日

8月02日

8月01日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA