
意見を述べる矢口高雄さん(右)
臼杵市は29日、防災をテーマにした講演・シンポジウム「地震・津波は必ず突然やってくる」を臼杵市民会館で開いた。
約600人が参加した。ジャーナリストで元NHK解説主幹の吉村秀実さんが基調講演。「日本では長期的に見て大地震が頻発している。特に臼杵では、南海地震による津波への警戒が不可欠だ」と強調。「100年先を見据え、全国で防災教育を進める必要がある」と訴えた。
シンポジウムには漫画「釣りキチ三平」の作者、矢口高雄さんらが出演した。矢口さんは秋田県出身で、1983年の日本海中部地震を題材にした漫画も描いている。その際、津波に遭遇した人の体験談を取材した経験を披露。「震度2か3の地震と思い込み、津波を警戒しなかった人が多かったようだ。警戒への啓発をさらに進める必要がある」と話した。
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