
関係者ら50人が出席して発足式=27日、グランプラザ中津ホテル
全国屈指の空揚げ専門店激戦区の中津市に27日、「聖地 中津からあげの会」(西郡伸吾会長、加盟23店舗)が誕生した。競争相手の店舗同士が手を組んだ初の組織化で、関係者は「切磋琢磨(せっさたくま)しながら、中津からあげの素晴らしさを全国に発信したい」と張り切っている。
2年前、市内の若手経営者が、中津からあげの盛り上げについて意見を交わしたことがきっかけ。その後、市内の関係者に働き掛けを続け、全国的な空揚げブームにも乗り、念願の組織化が実現した。
グランプラザ中津ホテルで発足式。加盟店、県、市、組織化に協力した関係者ら約50人が出席した。西郡信喜会長(顔写真上・ぶんごや)が「人々を笑顔にし、元気あふれる地域づくりに貢献したい」とあいさつ。角信一さん(鳥しん)が活動方針を示した後、中津市出身のタレント本田理沙さん=同下=を中津からあげ大使に任命。最後は森山浩二さん(もり山)の音頭で「からあげ」を三唱し、会発足を全員で祝った。
同会は同日開設のホームページで情報発信をするとともに、店に共通のぼりを立ててアピールを始めた。市内では現在、約50店舗の専門店が営業中。今後は非加盟店に加入の呼び掛けを続け、全国B級グルメグランプリへの参加、独自の空揚げ小冊子(マップ)作製などに取り組むという。
共通ブランドで勝負できる点はもちろん、「これまで付き合いのなかった専門店同士が前向きに意見を交わせるようになる」(関係者)など、会発足のメリットは大きい。西郡会長は「ブランド力を高め、空揚げ文化の継承と向上に頑張りたい。中津はもちろん、宇佐とともに、県北地域の振興にも寄与できれば」と話していた。
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