
盆踊りで火災の犠牲者らを供養する光町の住民ら=22日夜、別府市光町
今年1月に民家やアパートなど23棟を全焼、1人が死亡する大火があった別府市光町で22日夜、恒例の盆踊り大会があり、犠牲者らの冥福を祈った。
光町1区自治会(星野隆昭会長)の主催で、約220人が参加。黙とうをささげた後、地区内の広場で輪になって別府音頭、ヤッチキなどを踊った。
1月13日深夜に起きた火災では公民館も全焼。ちょうちんなどの備品も焼け、開催が危ぶまれたが、同自治会青壮年会が「火災で亡くなった人がいるし、戦後すぐから続いていた行事を絶やすわけにはいかない」と、近隣自治会から太鼓などを借りて開催にこぎ着けた。
星野会長は「多くの参加者に笑顔が見られ、活気を感じた。地域のコミュニケーションを大切にしていきたい」。大火の後、数百メートル離れたアパートに移り住んだ被災者の財前孝司さん(69)は「久しぶりに会えた人もいた」と喜んでいた。
1区画が焼け野原となった光町では、焼失した地区の温泉の再建に向けて設計を進めている。民家3軒が再建され、5軒が建設中。
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