10月31日に大分―東京(羽田)線に就航するスカイネットアジア航空(SNA、本社宮崎市)は20日、ダイヤと運賃を発表した。3往復のうち、既存の大手2社にはない「東京発午前6時40分」と「大分発午後8時」を設ける。普通運賃は2社を下回る見通しで、最初の1カ月は就航記念で全便に片道9千円の特別運賃を設定する。東京線は3社体制になり、輸送力とともに利便性が向上する。
3往復とも全日空とのコードシェア(共同運航)になる。このため全日空は同社が運航する東京線を1往復減らして4往復にすると発表。日本航空(6往復)も合わせた東京線(現行11往復)の実質的な増便は2往復にとどまる。
ダイヤは来年3月26日までの分。東京線は現行より東京発の始発便が約1時間繰り上がり、大分発の最終便が約1時間半繰り下がる。機材はボーイング737―400(150席)。
普通運賃は大人片道2万9500円。日本航空、全日空は10月末以降の運賃をまだ発表していないが、現行の3万5700円(7、8月を除く)から大幅な変更はないとみられ、2割近く下回りそうだ。
就航記念の「SNAバーゲン」運賃は大分で初めて実施するという。11月30日までで、対象の座席数は便ごとに上限がある。
通年ではSNAが売り物にしている55歳から対象の「シニア割」など各種の割引運賃がある。予約開始は8月31日から。運賃などの詳細はホームページに掲載する。
県庁で会見したSNAの佐竹俊哉取締役は「ダイヤは利用しやすい時間帯になった。まず県民や首都圏の皆さんに一度利用してもらえるように努力する」と述べた。
県や経済団体が取り組んだ同社の増資引き受けについて、7月末時点で41社、計3億8500万円が払い込まれたという。
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