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第二の夢、パティシエで日出町に貢献

[2010年08月19日 10:08]

「クッキーや棒菓子はサクサクの食感が楽しめて体にもいいんです」と小川優子さん

 日出町大神の小川優子さん(32)=製菓衛生師=は7月に自宅の納屋を改装した工房を開設し、地元産の野菜や果物を使った洋菓子作りに取り組んでいる。別府市の人気スポット「ヒットパレードクラブ」でボーカルを務めていた異色の経歴を持つパティシエ。8月下旬から町観光施設で手作り菓子を販売することが決まり、「パティシエとして町を盛り上げていきたい」と張り切っている。

 「子どものころ、将来の夢は歌手とお菓子屋さんだった」。小川さんはこう振り返る。のど自慢大会の優勝を機に歌手の道を目指すことに。2005年から2年間、同クラブのバンドのボーカル「ティナ」として華やかなステージで歌い続けた。「『歌手としてやり遂げた』という思いが強くなった。だからこそ、もう一つの夢を実現したい」。パティシエの道に進むのに迷いはなかった。
 ことし6月までの3年間、自宅近くの「大神ファーム」内のレストランでデザート作りなどを学んだ。その経験を基に自宅に設けたのが「日出菓子工房おやつ畑」。素材は地元産の野菜や果物にこだわった洋菓子を開発している。
 09年に「野菜ソムリエ」の資格を取得。野菜や果物は近くの農家から直接仕入れており、「鮮度がいいほど栄養が壊れにくく、体にもいいんです」と話す。そんな中、町から「地元農産物を生かした商品は地域振興につながる」と評価を受け、町観光交流施設「二の丸館」で販売することが決まった。
 カボチャやカボス、サツマイモなどを使ったクッキーや棒菓子「プレッツェル」(各390円)が主力商品。親せきが栽培したハウスミカンを使ったロールケーキ(735円)も売り出す。これまで歌で多くの人を楽しませてたきた小川さんは「今度は食べてくれた人が笑顔になれるお菓子を作りたい」と目を輝かせた。

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