
会員カードをかざすと扉が開くキー管理ボックスと、駐車中は前輪がロックされる駐輪ラック=由布市挾間町のデンケン
電子機器システム開発のデンケン(由布市挾間町)は、最大48台の自転車を管理できるレンタサイクルシステムを開発し、販売を始めた。同社は「カーシェアリングならぬ自転車シェアリングで、駐輪スペースを減らせる」と、都市部のマンションや観光地に売り込む。
「自転車シェアリングシステム」は、会員が登録したICカードで扉を開閉できる鍵(キー)管理ボックスや、駐車中は前輪がロックされる駐輪ラックなどで構成されている。
管理ボックスから借りたい自転車のキーを抜き取ると、駐輪ラックの施錠が解除される。利用後は、空きのラックに返却すると自動的に前輪がロックされる。キーに装着されたICタグを読み取り機にかざしてボックスを開いて、点滅している鍵穴に納めればよい。
システムは4台分を1ユニットとして販売する。最高で12ユニットまでまとめて管理できる。電動アシスト自転車なら、バッテリー充電ボックスもシステムに組み入れることができる。
管理室などに設置するパソコンで、共有する自転車の利用状況をリアルタイムで確認できるほか、利用履歴や操作履歴なども記録。いつ、誰が自転車をどれだけの時間利用したかがすぐに把握できる。
同社パーキング事業部は、駅前などの駐輪システムを全国354カ所に納入してきた実績がある。「今回の開発品は、一家で複数台の自転車を購入する必要がなくなり、家計にも優しい」とアピールする。問い合わせ先はデンケン(TEL097・583・5535)。
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