大分市は、夏至の6月21日に各家庭で電気を消して省エネに取り組んだ「おおいた市民一斉省エネチャレンジ2010(夏)」の結果をまとめた。電力消費量は、実施日と同じ曜日で比べ前週から8・3%増と、成果が出なかった。市環境対策課は「取り組みの認知度は上がっていると思うが、結果につながらない」と困惑しながらも、次の一手を模索している。
チャレンジは、二酸化炭素(CO2)の排出を抑え、地球温暖化防止につなげようと、市民、事業所、行政が一体となって、毎年、夏至と冬至に実施。2008年冬にスタートし、今回で4回目。
市は、1日を通しての省エネ行動や午後8時から同10時までの消灯を呼び掛けている。九州電力の協力で、実施日の市内の消費電力を調査。ほかの日の消費電力と比較して、取り組みの実効性を検証している。
今回は、電力消費量は6448メガワット時で、1週間前の6月14日と比べ増加。前回の2009年12月(4・3%増)に続き、電力消費量減につながらなかった。
市環境対策課によると、中央通りや商店街など、消灯の様子が目につく場所の事業所に協力を求め、ライトダウンを実施。市民に対しては市報や自治委員を通じてPRしていた。
藤沢修・同課長は「市民の小さな心掛けが、大きな結果につながるという趣旨で取り組んでいる。電力消費量は成果が分かる一つの目安」としながらも「成果が、数値につながるよう、市民への周知方法や取り組みの在り方について戦略を練り直し、次回に取り組みたい」と話している。
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