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知的障害児のための「寺子屋事業」 別府市

[2010年07月28日 09:51]

「ハートフルホームぽっぽ」で仲良くスカットボールを楽しむ子どもたち

 機織り、パソコン、お絵描きパッド…。障害がある子どもたちに余暇活動の場を提供している別府市石垣東の「ハートフルホームぽっぽ」が新しい遊び道具をそろえた。地域の人によるものづくり講座などを計画中で、夏休みにはより楽しく遊べることになりそうだ。

 同施設は、NPO法人ぽっぽ(槐(えんじゅ)容子理事長)が同市の日中一時支援事業の委託事業所として2007年にオープン。約70平方メートルの部屋で、1日10人ほどの知的障害児らを受け入れている。
 障害のある子どもにとって、放課後や長期休暇中の過ごし方は限られることが多い。保育士資格を持つ槐理事長は「ここでの時間を有意義に過ごしてほしい。遊びの中でルールを守る力を身に付けたり、将来の夢につながるきっかけを与えられたら」と考える。
 独立行政法人福祉医療機構の助成を受け、近く「知的障害児のための寺子屋事業」を始める。機織りやパソコン3台、パソコン用お絵描きパッド、ゲートボールのようなスティックでボールを打って得点穴を狙うスカットボールの道具を購入。夏休みには講師を招いて、パソコンの使い方や機織りの仕方を教えてもらうことにしている。
 「ここで遊ぶのが毎日楽しみ」と小学4年生の女の子。ぽっぽでは、使用時間などの約束事を守ることを条件に、携帯ゲームやDVDの持ち込みも許可している。槐理事長は「子どもたちに自発性や責任感が育ってきた。今後、パソコンアートや織物の作品展、地域のお年寄りたちとのスカットボールの交流会などを開きたい」と話している。

▼日中一時支援事業
 障害児の日中活動の場の確保、保護者のリフレッシュなどを目的に、各市町村が実施。別府市の委託料はタイムケア型(放課後)の場合、療育区分によって1人1回2800円、または4千円。長期休暇型は一律4千円。成人も利用できるショートステイ型もある。利用者は1割を負担する。

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