
インターハイに出場するメンバー。「やるからには1番!」を目標に練習に励む
県高校総体(5月)で、大分市の大分舞鶴高校剣道部(岡部孝信主将、20人)が男子団体と女子個人で念願の初優勝を果たし、今月末から始まるインターハイに出場する。開校60年、創部60年目という節目での快挙に、同校は喜んでいる。
優勝したのは、男子団体、男子個人、女子個人の3部門。団体のメンバーは先鋒(せんぽう)・広瀬将人君(2年)、次鋒・間津俊亮君(1年)、中堅・加藤秀明君(2年)、副将・岡部君(3年)、大将・日隈健人君(2年)、補欠・宇佐元遵君(2年)、小山真裕君(2年)。日隈君が男子個人でも優勝。女子個人は三浦愛子さん(3年)が優勝した。
転機は2009年、同部の監督、岩本貴光教諭(39)が赴任してきたこと。岩本教諭は国体県代表の監督を務めたり、2008年のインターハイで日田高校を48年ぶりの優勝に導いた名将。「基本を大事にするよう指導している。この1年間で生徒たちには、勝ちたい、うまくなりたいという“欲”が生まれた」と岩本教諭は話す。
練習は週6日、放課後の約2時間。真剣に励む部員の、気合の入った大きな声が道場に響く。主将の岡部君(17)は「岩本先生が来ることを知り、難しい練習になるかと心配だったが、自分たちのレベルに合ったメニューを考えてくれた」と話す。
三浦さん(17)は「先生の練習は実践的で、ひとつひとつの狙いや試合の運び方などを教えてもらった。大会での目標は優勝」。日隈君(16)は「実力を出し切り、悔いの残らない試合をしたい」と意気込んでいる。
インターハイは28日から沖縄県であり、剣道は8月3日から名護市で競技開始。男子団体は、まず茨城県代表、岐阜県代表と3校で争う。茨城の水戸葵陵(きりょう)高校は一昨年準優勝、昨年優勝の強豪校。「日田高で優勝した時に決勝で対戦した因縁の相手。負けられないですね」と岩本教諭。「やるからには1番!」を目標に、部員らは今日も竹刀を振り続ける。
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