
地元の釣り名人・平野修さん(右)に教わりながら、体験プログラムの打ち合わせをする学生たち
別府市の内成地区で、地元住民と参加者が地域資源を通して交流する「体験プログラム」と、棚田で農業ができる「内成市民農園」が始まる。地元の住民組織「内成の棚田とむらづくりを考える会」(後藤武正会長、52人)と、同地区で長期滞在型観光を研究している立命館アジア太平洋大学の「ロングステイ別府研究会」(浅子智加代表、20人)が共同で実施。後藤会長(79)は「地区外の人が内成を訪れることで、地域が活気づく。学生のパワーを借りながら軌道に乗せたい」と話している。
体験プログラムの内容は学生が提案し、現地で地元住民が“先生”を務める。「日常生活では味わえない驚きがいっぱい」と同研究会の吉野綾夏さん(21)。寺での座禅や内成産の野菜で作る料理教室などを検討している。24日に1回目として実施する「内成釣り体験」の参加者を募集している。料金は昼食付きで一人千円。先着10人。申し込みは吉野さん(TEL080・1706・4953)まで。
内成市民農園は、休耕田を復活させ、棚田景観を守ろうという取り組み。現在は太郎丸地区の20平方メートル・5区画を整備。「市民農園は退職者を中心にニーズが高い。絶景の中で作業ができるという点でも魅力的では」と研究会を主宰する畠田展行名誉教授。畑を提供した後藤利夫さん(53)も「もっと農園を拡大していけたら」と期待する。初心者は地元農家が支援する。契約は1年ごとの更新制で、1区画5千円。希望者は後藤さん(TEL080・1739・4071)まで。
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