大分のニュース

口蹄疫被害農家にバスタオル150枚送る

[2010年07月23日 09:43]

集まった約150枚のバスタオルと高瀬小児童会のメンバー。前列中央が児童会長の熊谷君=日田市の高瀬小学校

 宮崎県で口蹄(こうてい)疫の被害に遭った農家のために、日田市の高瀬小学校(藤本和枝校長、224人)の児童会が中心となってバスタオルを集め、20日に宮崎県庁に送った。児童会長の熊谷(くまがえ)圭介君(12)=6年=は「消毒してシャワーを浴びた人の体をふくバスタオルは使い捨てないといけないので不足していると聞いて、少しでも力になりたい」と今回の行動を思い立ったという。

 学校集会で全校児童に呼び掛け、保護者あてに「今、広がりを防ぐために多くの人が消毒をしている」と農家の現状を訴える手書きのプリントを配った。その思いはすぐに伝わり、翌朝に熊谷君が登校すると、回収用の段ボール箱に入りきれないほどのバスタオルが詰まっていた。同じサッカークラブの光岡、日隈両小学校の友達にも頼み、11日間で約150枚が集まった。
 熊谷君は市内の知人方の豚舎にほぼ毎週遊びに行くほど大の豚好きで、将来は養豚農家になるのが夢。先月、宮崎県内の小学生が同様の活動をしているのをテレビのニュースで知り、児童会の仲間に相談した。「もし僕が養豚農家なら絶対に感染させたくない。人間に移らないのに、一生懸命育てた豚や牛が殺されていくのはかわいそう。できるだけ早く口蹄疫が終わってほしい」と願っている。

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