
初の公売会に出品されるキャッチャーマスクや野球用ソックスなどのスポーツ用品=20日、県庁別館
県税滞納者から差し押さえた多量の動産などを一括整理するため、県は28、29の両日、大分市内で大掛かりな公売会を開く。乗用車や多種多様のスポーツ用品など、格安の「掘り出し物」を一堂に陳列する初めての試み。「一人でも多くの人に足を運んでもらい、税収確保に協力してほしい」(大分県税事務所)と“宣伝”している。
県民に一挙放出されるのは、自動車税や不動産取得税など県税徴収の督促に応じなかった滞納者4人の財産。116項目の計約280点(見積総額は約17万円)を入札で公売する。
見積価格7万9千円のトヨタ車「ラウム」(走行距離約7万9千キロ)をはじめ、新品の野球用ソックスやサッカー用ストッキング、サポーターに軟式テニスボール、ゴルフ用手袋、キャッチャーマスクなども。タイヤ・ホイール4本セットや卓上ランプ、茶わんや小皿セットなどの陶磁器類も出品される。
県は2006年から、差し押さえた物件をインターネットのオークションで公売している。しかし「今回は比較的少額の物件が大量にあるため、送料が掛かるネットよりも、実際に手に取って買ってもらった方が効率的」と判断。初の公売会を企画した。
28日は稙田(玉沢)、29日は鶴崎(東鶴崎)の各市民行政センターが会場となり、入札は両日とも午前11時から4回実施。売却区分番号(物件名)を記した入札箱に、落札希望額を書いて入札してもらう。
参加は無料だが、本人確認用の証明書類(運転免許証や健康保険証など)や印鑑のほか、代理人が入札する場合は委任状、20歳未満の参加は保護者の同意書が必要となる。
出品物件などは県のホームページから確認できる。問い合わせは大分県税事務所特別滞納整理室(TEL097・506・5762)。
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