
「学力向上ステップアップ事業」がスタート。少人数のグループに分かれ、算数の問題に取り組む児童たち=21日、大分市稙田小学校
県教委が学力向上対策の一環として初めて企画した「学力向上ステップアップ事業」が21日、始まった。県内すべての公立小学校が夏休み中の5日間、4、5年生の希望者を対象に、算数を個別指導する取り組み。県教委は「日々の授業ではフォローが難しい一人一人のつまずきを早期に解消し、基礎学力の定着につなげたい」としている。
大分市の稙田小(工藤裕彰校長)では、夏休み初日から27日までの5日間(土、日曜を除く)実施。4、5年生の約65%に当たる106人が参加を希望した。
初日は10人前後のグループに分かれ、2時間かけて小数問題など1学期の復習を中心としたプリントに取り組んだ。担任や、非常勤講師の「学習サポーター」らが指導に当たった。
昨年の全国学力テストで、大分は小6、中3とも全国40位。県教委は来年度までに正答率を九州トップレベルに引き上げることを目標に掲げている。小学4、5年生は分数や小数でつまずくケースが多いとされ、「苦手な部分を克服し、意欲を持ってほしい」(義務教育課)と同事業の実施を決めた。
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