
海に入り泳法の基礎を学ぶ児童たち=臼杵市中津浦の鯉来ケ浜
約190年の伝統を持つ古式泳法を学ぶ臼杵山内流游泳所(やまうちりゅうゆうえいしょ)(所長・吉田純雄臼杵市教育長)の開所式が21日、同市中津浦の鯉来(けいれい)ケ浜であった。小中学生60人が8月10日の游泳大会まで3週間、毎日海で泳法を学び、体と心を鍛える。
式では中野五郎市長が「山内流は素晴らしい文化財。水泳をうまくなるとともに、学校とは違う友達をたくさんつくってください」とあいさつ。指導者が手にお供えの酒などを持って海に入り、安全を祈願。児童生徒は甲、乙、丙、高等科(指導者養成コース・中学生のみ)のランクに応じて泳ぎの基礎や遠泳技術などを学んだ。
臼杵市出身の父の影響で小学2年生から山内流を学んでいる江藤翔真君(大分市下郡小5年)は現在、乙ランク。「上の甲ランクに上がれるよう泳ぎを頑張りたい」と抱負を話した。
臼杵山内流は1822年、臼杵藩士の稲川清記が愛媛・松山藩士の山内久馬勝重(やまのうちきゅうまかつしげ)から教えを受けたことが発祥と伝えられている。旗など物を持ちながら泳ぐことが特徴になっている。
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