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【日田新聞】独特の音色 祇園囃子

[2010年07月21日 09:54]

年間通して練習をする保存会メンバー

 勇壮で華麗な日田祇園に欠かせないのが「お囃子(はやし)」。祭り当日は「日田祇園囃子保存会」(平川保義会長、63人)のメンバーが、“芯”と呼ばれる責任者を中心に、笛4、5人と、太鼓と三味線各1人で囃子方を編成。各山鉾に乗り、独特の音色で花を添える。
 日田祇園の囃子は鉦(かね)がなく、三味線が加わるのが特徴。笛が主旋律を奏でるため、優雅な雰囲気になっている。それぞれの笛は手作り。笛の穴には“うすえ”と呼ばれる黒竹の薄い膜を張り、ビブラートのような味わい深い音色をつくる。
 伝わる曲は約30曲。町内に戻るなど決まった時に演奏する“役物”や、初日や2日目、朝や夜などそれぞれの時間や状況に合わせて奏でる。曲には譜面はなく人から人に伝えられているという。同保存会の小松史郎副会長(59)は「伝統の音。これからも絶やすことなく若い人に伝えていきたい」。

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