
7~9日にあった2年生のインターンシップ。ホテルの従業員に教わりながら客室の清掃をする生徒たち
別府市の別府商業高校(高橋正直校長、472人)は本年度から生徒が学校、保護者とともに進路を考えていく「別商キャリア教育計画」に取り組んでいる。保護者にも協力してもらうのは新しい取り組み。同校は「生徒は進路に強い意識を持ち、納得した進路決定をしてほしい」としている。
大分労働局によると、県内の高卒就職者の就職後3年間の離職率(2006年3月の卒業者)は52・8%で、全国平均より8・6ポイント上回る。同校では生徒の多くが県内で就職するため、やりたかった仕事と違う“ミスマッチ”をなくしていきたいという。進学について考える機会にもする。
計画は進路指導部と各学年部が作成。別府大学との高大連携、インターンシップなどの産学連携、外部講師を招いた授業などに取り組む。
学校と保護者をつなぐ手段として、生徒が活動内容や感想を書き込むワークシートを導入。保護者はシートに書かれた生徒の考えや活動に対して意見を書き、クラス担任に提出している。
今月6~9日には、自分の将来について考えてもらう週間「BS(別商)キャリアウイーク」を初めて実施した。1年生全員と3年生の進学希望者は別府大学で、大学進学の意義や別府の歴史についての講義を受けた。2年生は「地元別府を語れる生徒になろう」と、市内28のホテル、旅館で3日間のインターンシップを体験。就職希望の3年生は、花菱ホテル(北浜)の甲斐昭子総支配人を招いて、就職試験の面接での対応などを学んだ。進路指導主任の木崎智清教諭は「1年は自己発見、2年はコミュニケーション、3年は情報収集とテーマを発展させていきたい。生徒が保護者と進路について話し合う機会を増やしたい」と話している。
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