
第1号の利用者を乗せて出発する宇佐市の障害者移動支援の「かけはし」号=17日、宇佐市社会福祉協議会本所
宇佐市は障害者の移動支援事業として、住民ボランティアの協力で休日などの外出に利用できるリフト付きワゴン車「かけはし」号を2台購入し、17日、運行開始式があった。利用料は実費(燃料代や駐車場代など)のみで、対象は原則として障害者4人以上(家族が同乗の場合は同2人以上)のグループ。市によると、県内にNPO法人の福祉有償運送はあるが、グループ型の移動支援は初めての取り組みという。
市自立支援協議会が実施した休日の過ごし方アンケートで「いろんなことをしたいが移動手段がない」という結果が出たため、車を買おうと運動を開始。3年前からカンパを行っていたところ、宝くじ事業収入を財源とした助成事業の対象に選ばれ、ワゴン車2台(計717万円=全額助成)を購入することができた。
市内閤の市社会福祉協議会本所であった開始式には関係者ら約50人が出席。利用第1号としてグループホームの入所者仲間と中津市に買い物に出掛ける松行一夫さん(54)が「待っていたのでうれしい。買い物やゲームなど1日楽しく過ごしてきます」、運転ボランティアの菊田吉孝さん(49)らが「いろんな人との出会いが楽しみ」などと述べた後、松行さんら7人を乗せた1台が出発した。
かけはし号(10人乗り)の運行は市社協に委託。利用可能日は土、日曜日、祝日(原則日帰り)。運転者や介助者はボランティア(17日現在の登録者は52人)で、1時間350円の協力金が支払われる。問い合わせは市社協(TEL0978・33・0725)へ。
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